飛行機のオーバーブッキングはよくあります。
航空会社にとって空席は機会ロス、チケットをとったのに乗れなくなるお客さんはなからを想定して、定員以上のチケットを販売するわけなのですが、
今回腹が立つことは、社員4人が搭乗する変わりにお客さんが引きずり降ろされたことでしょう。
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まず、このような事件になってしまった流れとして、
一定の条件提示(翌日昼のフライトチケットとホテル代+4万4000円)で4人の別便フライトを募ったが、誰も手を上げなかった。
なので8万8000円に倍増されたがそれでも誰も手を上げない。ユナイテッド側はマネージャーから、降りる4人をこちらで勝手に選ぶと告げ、1組のカップルが選ばれ、カップルの男女は同意。
3人目に選ばれた女性も同意して飛行機を降りる。
そして4人目は男性の医師だった。男性は「翌日の朝には患者の診察があるから譲れない」と拒否。
しかしユナイテッド航空側は聞き入れず、無理やり力づくで男性を引きずりだす。
その様子がスマートフォンで撮影されSNSで拡散される。
ここで思うことが、
なぜ男性が「翌日には患者の診察があるから譲れない」と断った時点で、誰か他を当たったり、条件提示額を上げたりはしなかったのか?そういった状況証拠はないという。
オーバーブッキングに関する降機は基本的に航空会社側に非があるという前提で成り立っていることなのに、強制的に飛行機から引きずり下ろすことがなぜできるのか?できる仕組みが納得いかない。
こういう事態になった最大の原因は、ユナイテッド航空側の現場の人間が感情的になっていたのではないか?と思うのです。
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映像でも見ましたが、この一連の様子は異常です。条件提示額を倍にするなり、もっと誠意を込めて対応していれば、絶対こんな問題にはならなかったはずですから。
今回のケースが珍しいのは、オーバーブッキングの登場拒否は普通、機内に入る前に行われるのに、今回はどういう訳があってか、搭乗を終えてゆっくりシートに座っている離陸直前の段階で行われたということ。アメリカではこういった航空会社の品質にはもう慣れてしまっている感があるのだとか。
動画のコメント欄も怒りの声が多数寄せられています。
これ日本だったら一気に干されるよ
アメリカ人の本質が見える。
これなんの基準でこの人が降ろされることになったわけ?
そもそも職員数に入れないで満員にしたのがおかしい。
これはテレビで放送されると良いな(^_^) 欧米人が毎週日本ヨイショする番組とか、日本国内の差別が最低みたいな報道もわざとらしいもの
はあ、まじ許せねぇ…
人を一人でも傷付けるなら飛行機なんか飛ばさなくていいよ
しかも選ばれた4人は全員アジア人
アジア人だからって何しても許されると思ってるのかな?
本当に腹が立つ
白は元々選ばれない。黒人を降ろすと色々うるさい。
ということでイエロー。
なのかな?
賠償金払う必要があるのに今のところ謝罪だけ、警官も懲戒解雇のはずなのに職務停止だけ。
安かろうがアメリカの航空会社は最低なのが再確認された。
www.youtube.com/watch?v=MFYVqg_yMJEより抜粋
日本の企業はお客さんに甘すぎるところがちょっとですが、アメリカの企業は絶対暴君なところがちょっと…ですよね。グーグルなんて特に 笑。
しかも今回選ばれた4人は全員アジア人。人種差別が世の中から無くならないのはわかっていますが、とある町のとある飲食店での入店拒否とかじゃないいんです。国際的な航空会社がやるべきことではないでしょう。
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ユナイテッド航空CEOの声明に物申す
ユナイテッド航空の最高責任者CEOは「事実関係を調査する、また、この乗客と直接コンタクトを取るつもり」と声明を出している。
うーん、なんか納得いかないコメントです。安易には謝らない、非を認めないというアメリカならではの対応ですね。日本だと速攻謝罪会見ですが。
ユナイテッド航空の言い分としては、呼んだ航空治安当局の係官の行動が「我々の規約の範囲を超えている」ということで、治安当局の責任にしてしまうつもりでしょうか。
この事件のちょっと前には、レギンスをはいた少女2人が搭乗を拒否されるという事件もあり、ユナイテッド航空の会社の体質が問われています。
我々が、今後は率先してユナイテッド航空を使わないという行動をとることが、この会社への一番の制裁になるのではないでしょうか。
すくなくとも、この事件の機内にいた方は今後、ユナイテッド航空を利用することはないでしょう。
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