X
    Categories: テレビ芸能

渡辺謙に小栗旬に高橋一生…『池袋ウエストゲートパーク』がドラマ史上最高のキャスティングである!

修行時代を経て、あるドラマへの出演をきっかけにまたたく間に売れっ子にのし上がる。そういった眺めを私たちは何度も観てきた。
どんな人気アクターにも無名の時、現在ほど売れていなかった季節があるものだ。

ところで、あなたは売れっ子を何人も生み出してきたあの伝説的なドラマ作品のことを知っているだろうか?

その作品とは、2000年にTBS系で放送されていた『池袋ウエストゲートパーク』(以下IWGP)である。

その売れっ子ゴールドラッシュっぷりは15年以上経った今日も緩むことを知らない。今回は、その豪華すぎる出演者たちについて振り返っていこう。

2000年代を代表する伝説のドラマ

宮藤官九郎シナリオによるTVドラマIWGP。

池袋を舞台に、やくざ・ドラッグ・殺し・流俗など凄絶なファクターをずん!と盛り込みつつも、要所要所で挟まれるシャレも秀抜な不滅のマスターピースだ。内容物はもちろんだが、今振りかえるとその出演者の豪華さに驚きを隠せない。

今見てみると誰が主役なのかよくわからないのがスゴすぎる。これはまさに東映映画の「仁義なき戦い」に匹敵するほどのキャスティングである。

今ではありえない共演

一応主役は長瀬智也ということだが、窪塚洋介、山下智久、佐藤隆太あたりが準主役。長瀬以外の3名は、この出演をきっかけに人気が急激に上がったと言ってもいいぐらいだ。

特にカラーギャング集団の「キング」ことタカシを演じた窪塚は、驚くべきカリスマ性をまとっており、窪塚が只者ではない役者という片鱗を見せつけはじめた作品となった。

妻夫木聡があの役

妻夫木聡に関しては、誰かに言うと「え、出てた?うそ?」と返ってくるのがあるあるだ。「どれだ……?あ!このヤクザ、妻夫木やったんかい!!」というのは『池袋ウエストゲートパーク』あるあるではないだろうか。

高橋一生も出ていた!?

このように、妻夫木がヤクザ役というびっくりエピソードがあるわけだが、それ以上にびっくりエピソードが出てきた。
ある俳優が完全ブレイクを果たしたからである。そう、高橋一生である。
ここ数年、芸能人に疎い人でもその名前くらいは知っているほどに有名人になった高橋一生。しかし、ドラマのファンでも「誰役だった?」となってしまうくらい、登場している記憶がないのだ。

無理もないでしょう。高橋が演じた森永和範は、伸びきった髪とメガネがトレードマークの引きこもり若者なのである。長瀬演じるマコトの友達として何度が出演しているが、まさかこんなに有名になるとは誰もが夢にも思わなかったでしょう。

小栗旬も出ていた?!

小栗旬言えば、もう知らない人はいないですよね、今をときめく超売れっ子スターです。

小栗旬といえば、反町隆史主演の『GTO』に出ていたのは有名ですが、なんとIWGPにも出ていたらしいんです。

他にも、坂口憲二、加藤あい、佐藤隆太、安部サダヲ、小雪 等 今でも残っているスターたちが勢ぞろい。そしてなんとあの世界の渡辺謙も!!


ツイッター民たちのIWGP

やはり青春時代にこのドラマを見た人にとっては、忘れられないドラマなようだ。
大体30~40歳ぐらいの人たちだろうか。ツイッター民の反応はこうだ。

そうそう、主題歌はSADSの「忘却の空」でしたよね。
近頃では、水曜日のダウンタウンにて、「忘却の空のサビ一発で聞き取れる人いない説」でちょい有名になった曲ですよね。

あと同じクドカン脚本の『木更津キャッツアイ』もなかなかの豪華キャストでしたよね。

wild-zero :