今回の神王TVは「アメリカが超ヤバいぜ特集」です。
アメリカ経済は株価上昇や景気好調という表面的なもので隠れてはいるが、実は深刻な問題をいくつも抱えているという話です。
それでは動画の主軸をピックアップしていきましょう。
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世界の約1/4はアメリカ経済
全世界のGDPのうち、アメリカがダントツ1位の約2000兆円の数字をたたき出しています。
最新の数字で言うと、2017年のIMFの予想になりますが、世界全体に占めるアメリカのGDP比率はなんと24.4%%くらいで、世界の約1/4はアメリカ経済で成り立っているとも言えます。
またそれ以外にも、政治や軍事などなど、何だかんだ言ってアメリカが中心で動いているとも言えますよね。
実際に歴史的に見ても、経済の大問題、世界的な株価大暴落、大不況への突入などその多くは、アメリカから始まりそして世界が巻き込まれるってパターンがほとんどです。
ブラックマンデー
ITバブル崩壊
エンロン不正会計
ナインイレブン(911)
サブプライムローン
リーマンショック
などなど、全部アメリカですからね
もちろん、アジア通貨危機、ギリシャショック、イギリスのEU離脱、などなど、アメリカ以外にもたくさんあるが、すごく単純な印象では、半分くらいはアメリカから起こっているんやないの?って感じですよね。
アメリカが超ヤバい
では、本題に入っていきたいのですが、
結論から言うと、今は正直に言って、アメリカが超ヤバい状態にあると言えます。
神王リョウ氏の言葉で言うのなら、「経済の爆弾」がアメリカにいっぱいあるということ。
もっと言うと、7つの超巨大爆弾のうち、3つがアメリカにあると考えているようです。
これはトランプ大統領と政治の問題からも言えるし、北朝鮮や中東との軍事的な問題からも言えるし、経済的な面から言っても、また株のチャート的な点からも言えるし。
とにかく、経済面、政治面、軍事面、ありとあらゆるすべての面でアメリカは爆弾を抱えている状態ってことです。
とは言え、1年前くらいまではめちゃくちゃアメリカは良かったんですよね。
実際に「市場予測2016」では、その当時世界を引っ張っているのはアメリカと日本とお伝えしていました。
ですが、ですが、ですがこの1年くらいで、状況がガラリと変わったのです。
もちろん、トランプさんが大統領になったことも、その要因の1つですがあくまでも要因の1つでしかない。
もっともっと根深い大問題がたくさんあるのです。
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アメリカ政府にお金がない
まずは公的債務が膨れあがっており、アメリカ政府は今現在新しい借金もできない状態なのです。
直近で言えば12月にもデットシーリングという大問題があるし、そこにさらに追い打ちして30年前の米国債の満期償還がこの2017年10月から大量にやって来るという超大問題があります。
ヘッジファンドがトランプ離れ
また、アイカーンさんを始めヘッジファンドがトランプ大統領を支持していたのですが、だからトランプ大統領就任後爆上げしたわけですがもう完全に見放された模様です。
アイカーンさんが買っていた銘柄を、通称アイカーン銘柄といってそれさえ買ってれば儲かったのですがもう完全に売ったようです。
ロシアゲート疑惑
他にも、ロシアゲート事件で弾劾の可能性もずっと言われているし、トランプ大統領陣営の選対本部長を務めたマナフォート氏(68)を米国に対する謀略や資金洗浄(マネーロンダリング)など12の罪状で起訴したと発表があった
マナフォート被告はこの日、首都ワシントンの米連邦捜査局(FBI)に出頭し、取り調べを受けています。ロシアゲートを巡る起訴は初めてということです。
合法的なクーデター説
また他にも、ここにきて身内であるはずの、仲間であるはずの共和党の内部にいるフリーダムコーカスというグループに邪魔されて、トランプ大統領の政策の法案がまったく議会を通らない状態になっているのです。
側近であるはずの、ペンス副大統領がいろいろと怪しい動き、というか、どう考えてもトランプさんが辞めることを想定して動いているようにしか見えない動きをしているのです。
さらには、合法的なクーデターを起こそうとしている、という噂が絶えないアメリカ合衆国憲法修正25条4項という方法を使えば大統領を合法的に辞めさせることが出来るのです。
まとめ
アメリカの株価は、テクニカル的にもファンダメンタルズ的にもそろそろ暴落の可能性が高まってきています。
とにかく、神王リョウ氏的には、これから世界的な経済危機、世界的な株価大暴落、世界中が大混乱する事態が起こるとしたら、その始まりはアメリカが本命だと言うことです。
トレーダーの皆さん、アメリカの動向やニュースは最新の注意を払いながら常にチェックしておきましょう。