さて今回の神王TVはアメリカ経済を支えるトップ5企業についてです。
動画の要所を抜粋していきます。
アメリカ経済、アメリカ株のビッグ5がちょっと高値過ぎと言われています。
ビッグ5とは、
アルファベット(Googleの持ち株会社))
マイクロソフト
アマゾン
フェイスブック
この5社が、アメリカ株の時価総額トップ5に大体入っていて、世界の時価総額トップ企業でもあります。
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トップ5が株価に与える影響
時価総額世界トップ5位はアメリカが独占しているというか、世界トップ50の半分くらいはアメリカ企業、あとは中国ですね。もちろん株価なので日々順位も変わっていますから大体のニュアンスです。
ちなみに、世界の上位50位に日本企業ってどれくらい入っているでしょうか?
実は36位にトヨタ自動車が入っているだけです…でも日本はここからと神王氏は言っています。
話を戻しまして、この5社だけでアメリカの指数の実に10%を占めているのです。
このうち、アップルとマイクロソフトがいわゆるニューヨークダウ、NYダウ工業株30種に採用されているし、ナスダック総合指数で言えば5社とも採用されています。
正直、この5社の株価おかげでダウ平均もナスダックもそうそう暴落しない。
一時的に下げてもすぐに切り返しているのは、この5社のおかげとも言えるでしょう。
この5社が入っているナスダック指数が上がって、それに釣られてダウも上がったりする。
そもそもダウにはアップルとマイクロソフトも入っているし、つまり単純に言うと、今年アメリカ株が史上最高値を更新しまくっているのは、この5社の影響がとてつもなく大きいのです。
そして、言うまでもないでしょうが、この5社の共通点は、何ですか?
そう、いわゆるIT企業ですね
アメリカ株にネガティブなモノがたくさん出ている
ですが、このIT関連株、いわゆるテクノロジーのテック株がかなり大加熱しているのも事実です。
2017年に入ってから、実にかつてのITバブルの時を上回る水準になっています。
つまり、単純に行ってこのアメリカ株を引っ張っている5社が、これからもまだまだ上げ続ける可能性はもちろんありますが、どこかで大規模な調整が入ったり、もしくはアップルやマイクロソフトなどの売上や決算見通しなどによっては、それがトリガーとなって大暴落もあり得るってことです。
他にも、アメリカ経済の過熱感を示すモノとして、ちょっと前の数字ですが半導体指数がピークに接近=株価の天井示唆とも言われていますし、今年4月にはすでに台湾の鉱工業生産が下がっている=電子部品や電子デバイスなどの在庫も増えている。
この辺り、あまり細かく見ていくとファンダメンタルズ分析のコーナーになってしまうので、また別途やりましょう。
とりあえず今回までの数回の動画でお伝えしたように、いろいろな数値や指標を見ても、アメリカ経済やアメリカ株にネガティブなモノがたくさん出ていると言うことをしっかりと押さえてけば大丈夫です。
そして、次回以降お伝えしていく、アメリカの政治や軍事問題とも絡んで、何か大きなネガティブな事件が1つでも起これば、この加熱しまくっている分だけ、強烈に爆発的に一気に株が大暴落する可能性がとても高いので、注意が必要なのです。もちろん、そのときは言うまでもなく日本株も一緒に大暴落するでしょうし。
上昇スピードが急に上がって、その後、横ばいが続けば、それがバイイングクライマックスかもしれません。
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