勝ち続ける投資家になる為には、どうしたらいいのか。
答えは1つではないだろうが、確実に言えることは、投資について、トレードについて勉強しない者は敗者となるという事実。

ということで、自分が勉強したことをアウトプットしていこうと思います。

インプットはアウトプットをもって完了するのです。

有名な投資指南書である「デイトレード ～マーケットで勝ちつづけるための発想術」オリバー・ベレス/グレッグ・カプラ著を読み、頭に徹底的に摺り込むべく、自分なりの要約版を記していこうと思います。

トレードで負けた時、諦めかけた時、不安や恐怖に苛まれた時、再び立ち上がれるように、自分に言い聞かせていきます。

では早速、はじめていきましょう。
 

コストは高くつくが…

熟練したトレーダーになるためのコストはどのくらいなのでしょうか。

実際の値段の言うのは難しいですが、それが大抵の人が想像する以上に高いものであるという認識を持っておくことは必要であります。
しかもほとんどの場合、それはたいていの人々が躊躇するほどに高いのです。

ほんの2～3か月でこのゲームを征服できると考えてるなら、それは大間違いです。

相場が十分に理解できるようになるまで、絶え間ない努力を払って数ヶ月から数年かかるばかりか、熟練の域というのは、考えられる限りの損失を経験し、肌で感じたあとに自然と達するもののようであります。

熟練トレーダーの痛みと苦悩と傷は極めて大きく深いというのが真実であります。
不屈の精神がなく決断力に欠け、情熱に乏しくすべてをすてることが出来ないのいなら、いくらトレーダーに向上心があっても長続きはしないでしょう。

マーケットで成功するためには、自ら血を流し、お金を惜しまず、生活のほとんどを注ぎ込むことが必要です。授業料は高い。それは否定のしようがありません。

しかし、対価を支払う者に対する最終的な報酬は途方もないものとなるのです。

成功したトレーダーが味わうことの出来る自由は、想像のつかないものです。

成功したトレーダーは、マウスをクリックし何回かキーを叩くだけで、物欲を満たし、平凡な人々が日々の生活に忙殺されている現実からみずからを解放することが出来るのです。

だがそこに至るまでには辛抱を要します。いかに困難な状況になっても生き残らなければならず、それは簡単なことではないでしょう。

本当に対価を支払う意思がある人は、立ち上がるしかありません。

まずは計画をたてて、師匠をさがし、そして決してギブアップしないことです。

今日この瞬間に、立ち上がるのか、朽ち果てるのか、決心を固めることです。

ポイント

熟練したトレーダーになるためのコストは高いということを認識することです。
そのコストを受け入れることが出来るとした上で、成功を追い求めなければならないのです。

トレードを極めるまで情熱の炎を燃やし続けなければなりません。
「あきらめ」という概念は捨てて、あらゆる障害を克服することを人生の唯一の目的とすることです。トレードを極めるための情熱がトレーダーの原動力であり、新参者のトレーダーに、落とし穴だらけの新しい生活を乗り切る能力を与えるのであります。
 

熟練したトレーダーはわずかな道具しか必要としない

トレーダーとして成功する為には、いくつかののトレーディング手法に習熟するだけでよいという。

トレーダー志望者の多くはとてつもなく長い経験の中で知識を蓄積しなければ、トレーディングで身を立てることは出来ないという誤った認識を持つが故に、その資格を手にすることがなかなか出来ずにいます。

実際、限られた知識しか持たないほうが、いわゆる経験者よりも効率的なマーケットプレイヤーになれるのです。

なぜだろうか？様々なマーケットにおける経験は、正しく解釈して活用するのでなければ、不正確な思い込みは、時間の経過とともに、トレーダーを破滅させる謝った信念に発展するのです。

知識は力であるが、それは正しい知識の場合です。

ポイント

最高のトレーダーはミニマリストです。

最高のトレーダーは安定的に機能する２つか３つの手法に気付き、そしてそれを繰り返し使用するのである。反復には価値がある。

この記事は以下の書を抜粋または引用しています。