最近の小学校では、昭和世代では考えられないルールや規則が出来上がっていて、時代に流れに沿った柔軟なものもあれば、どうも理解に苦しむものも多々ある。
私が小学生だった30年前。記憶を遡ると、運動会に関する変なルールがすでに採用されていました。
「クラス対抗リレーは早い人を選抜するのではなく、全員で走る」
「昼食は教室に帰って食べる」
など。リレーに関しては私も親も全然意味がわからないって言ってましたね。当時。
では、いくつか紹介していきます。
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目次
座高測定が廃止
座高測定が廃止された理由は、座高は人の健康を判断する基準にはならないという理由。これは廃止されてごもっとも。というより、なんで今までずっとやってきてたのでしょうか?
ぎょう虫検査の廃止
これは、戦後と比べると、日本の衛生状態が格段に良くなっているため、必要が無くなったとのこと。
あだ名禁止
あだ名は虐めにつながる恐れがある為、禁止している小学校もある。
これはどうなんでしょうか?
あだ名は仲良くなって、あるいは仲良くなる為に、親しみを込めて呼び合うパターンがほとんどなのに、いじめにつながることを恐れて禁止にすることはないのでは?
忘れものを取りに帰るのは禁止
集団登校中に忘れ物に気付いて、取りに帰ると、一人での行動になるため、安全を確保できないとのこと。
キャラクターものの文具は禁止
授業に集中できないため。
お誕生日会を禁止
誰を誘ったとか、誘われてないとか、プレゼントの値段とかで、トラブルが発生するのを防ぐ為らしい。
人付き合いは楽しくもあり、しんどくもある。それを学ぶ場面でもあるのに…。
大人になったとき、どうするのでしょうか?
遠足のおやつは値段の上限なしに
これは、当時からあまり理解できないことでしたので、ありと思います。
「食べきれる分だけ持ってくるように」というルールであとは生徒に委ねるということです。
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社会はどこへ行っても競争なのに
すべての学校で実施されているわけではないものの、一部の小学校では実際に取り入れられているものを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
「あだ名の禁止」「お誕生日会の禁止」はちょっと理解に苦しんでしまいます。
子供の頃に起こる友達とのトラブルや、競争。
これは後に社会人としての戦闘能力に変わっていくわけで、ここで大人が勝手にルールを作って、その機会を奪ってしまうのはどうなんでしょうか?
学生生活を終えて社会人として歩み始めれば、そこは完全なる競争社会です。どの組織にもヒエラルキーが存在していて、その底辺からまずはスタートなわけです。
「みんな横一列だよー。優劣なんて関係ないんだよー」と育て上げて、弱肉強食の世の中にいきなり放り出すことの方が、可哀そうと思うのは私だけでしょうか?
少年少女時代に、傷つくことはたくさんあります。深くえぐり込まれる傷は避けなければいけないですし、それを守るのは親の責任です。
しかし浅い擦り傷のような心の傷は、たくさん経験しておくべきではないでしょうか?
保護者や学校はその傷の具合をしっかり見守ればいいじゃないですか?変なルールで事前対策するんじゃなくて。
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